FXの手数料は、どうやって払っているのか
以前、FXでは売買する度に手数料が発生していました。
ですが、現在はそうした手数料を得ている業者は限られており、ほとんど取っていません。
では、どうやって収入を得ているかというと、一つはスプレッドの広さです。
スプレッドというは、買い値と売り値の価格差の事で、米ドルを円建てで購入しようとすると98.115円で、売ろうとすると98.110円となり、差額の0.005円がスプレッドとなります。
数値はあくまでも例です。
このスプレッドが広ければ、その一部を除き業者の儲けとなります。
従って、スプレッドの広さの一部が業者の利益と言えます。
また、二国間の金利差が業者の利益ともいえるのです。
金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うと、毎日の金利(スワップ金利)が発生するのですが、金利のすべてが利用者に渡るとは限りません。
その一部を業者が利益として受け取っているからです。
以上の二点が、主な手数料になります。
利用者の多くはスプレッドが狭い業者や、スワップ金利の高い業者を選択しますが、実は企業が利益を削って出している値なのです。